Blue Radical P-01を用いた歯周治療における注意点 |
Blue Radical P-01の場合、感染の原因がどこにあるかを見誤ると、原因に対して殺菌していないので効果が出ません。これはどの治療においても同じことです。患者さんが歯周病と思っていても実は歯周病ではない、歯周病だけではない、ということはよくあります。感染の原因が、歯の周りなのか、歯の内部なのか、歯ではなく別の組織なのかを正しく見極めることが大切です。
どんな機械もそうですが、正しい使い方をしないと効果が出ないどころか、怪我をしたりさせたりさせてしまいます。幸いBlue Radical P-01は既存の歯科の機械に似せて作っているので、使用上の難しさ、煩わしさはそれほどありません。キャリブレーションを毎回行なっているか、薬液はきちんと純正のものを使用しているのか、当たり前ですが目に見えない殺菌力を担保するためには、これらの基本的なことを勝手に変えずにきちんと守ることが大切です。
歯周病はどのような病気なのか、歯周病治療とはどのようなことを行うのか、難しいことを理解する必要はありませんが、これらを正しく理解していないと治療結果への期待値が大きくなりすぎてしまいます。そもそも、簡単に治る病気だったらこれだけ世の中で歯周病に苦しめられている人はいないはずです。それだけ複雑で難しい病気なのです。歯周病にならないようにするのが理想的ですが、ヒトは失って初めて気づくという生き物でもあります。歯周病になってしまい、その治療の大切さを理解した方であれば、きっとBlue Radical P-01の効果はきちんと分かると思います。
また、Blue Radical P-01の効果は殺菌によるものです。そのため、菌が増殖する条件が整ってしまうと再感染します。そして厄介なのが菌を根絶やしにすることができないことです。分かりやすく言うと、Blue Radical P-01は1年後にまた当てる必要性が出てくるかもしれない、と言うことです。今後生涯にわたって何回かあてる必要があるかもしれません。幸い、Blue Radical P-01は耐性菌を作らないので、複数回当てること自体は全く問題ありません。車検と同じで定期的に費用が発生すると言うデメリットはありますが、歯周病を維持するためには現状最も効果がある方法であると思います。